ボリュームの多い髪を軽くする時、髪を梳く方も多いと思いますが、「髪を梳く」と髪が傷んでしまうという話もよく耳にします。
これは、髪質や髪の状態によって変わってくるようで、梳いたからといって必ず髪が傷んでしまうという訳ではありません。
髪を梳くと傷んでしまうケース
枝毛が多い髪は傷みやすい
枝毛が多い、またはできやすい髪を梳くと、傷んでしまうケースがあります。
毛は太い方よりも細い方が梳きのダメージが大きく、より髪に負担をかけやすくなってしまいます。
髪を梳く際は、枝毛が多いか、髪が細いか、などをチェックするようにしましょう。
また、毛量の調節も深く関係しており、ボリュームがそれほど無いにも関わらずたくさん梳いてしまったり、一部だけ思いっきり梳いてしまうと、それだけ髪や頭皮へのダメージが大きくなってしまいます。
毛量と毛質のバランス感覚が良く分からないときは、美容師さんに相談すると良いでしょう。
切れ味が悪いと傷みやすい
梳くハサミの切れ味が悪いのも、髪を傷める原因になります。
美容院で使用されるほとんどの梳きバサミは、切れ味も良く、プロが扱うので梳いた髪の断面もキレイです。
ただ、切れ味の悪いハサミを使ったり、素人が適当に扱ってしまうと、梳いた断面がデコボコになり毛先がボロボロになってしまいます。
傷んだ毛先は枝毛や切れ毛の原因となり、健康な髪質にも影響を与えてしまうのです。
自分で髪を梳く際の注意点
自分で髪を梳く時には、以下のものを用意しましょう。
セルフで髪を梳く時に必要なもの
・コーム
・ダッカール(大きめのヘアピンでも可)
・スキバサミ(梳ける量が少ない目が細かいもの)
・椅子の下に引く新聞紙
ブラシではなくコームを用意してください。
また、ダッカールがない場合は、大きめのヘアピンでもOKです。
髪が落ちないように留めることができれば問題ありません。
スキバサミは、梳ける量が少ないハサミにしましょう。
目が粗いと、思ったよりも梳けてしまい失敗のリスクが高まってしまいます。
毛量を減らす方法は簡単なようで、実は失敗すると髪型のバランスが崩れてしまします。
そのため、ドライの状態で、バランスをみて少しずつ減らしていきましょう。
①まず、髪を根元から丁寧にブラシでとかします。
とかしたあとに、3つのブロッキングに分けます。
耳の真ん中から下と、こめかみから上といったようにスライスをとりましょう。
髪が落ちないように、ダッカールでしっかりと留めてください。
②一般的に重たくなりやすい箇所は耳の後ろ、ハチの部分です。
その部分を中心にスライスを縦に3センチ幅ほどとり、真ん中から毛先にかけて2~3回スキバサミを斜めにいれていきます。
セルフで髪を梳くときの注意点
自宅でセルフカットする場合、梳きバサミの使用には十分に注意してください。
市販で購入できる梳きバサミは、種類も多く値段も様々です。
一番安いもので、100円均一のものがあります。
髪を梳く時に気を付けなければいけないことは、一番上のブロック(ハチ上)を梳かないようにすることです。
表面となる部分なので、梳いてしまうと短い毛が出てしまい髪が広がったり、ツンツンした髪がでてきて不自然になってしまいます。
そして、全体のバランスをみながら、ザクザク梳くのではなく少しずつ梳くように注意しましょう。
生えぐせやうねりのようなくせがある人は、梳きすぎることで、まとまりがなくなり、癖が出やすくなってしまいますので、重めを意識しましょう。
梳きバサミの基本は「ねじる」事なので、梳く場所の毛束をねじってからカットします。
根元から毛先にかけてカットするのですが、根元はカットしすぎないよう注意しましょう。
また、同じ場所を何度も梳くとその部分だけ髪量が薄くなったり、無くなったりするので大変危険です。
まとめ
梳きバサミには、経験もコツも必要です。
散髪の練習やいつも使っている場合以外は、なるべく美容院で行ってもらうようにしましょう。
また、コツをつかむまでは、失敗が目立ちやすい前髪のカットは控える方が良いかと思います。
髪を梳いて傷むかは、その人の髪質や毛量、使う梳きバサミによって大きく変わります。
もちろん髪質も毛量もベストで、梳きバサミにも切れ味があれば、傷むことはほとんど無いでしょう。
髪へのダメージが気になる方はまず、美容師さんに相談してみてください。
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