JHSS / 日本ヘアメイクスクール

「レイヤーを入れるとクセ毛が目立つ」とよく言われますが、なぜレイヤーを入れると目立ってしまうのでしょうか。

今回はクセ毛とレイヤーの関係についてご紹介します。

レイヤーとはカット技法の一種で、段差をつけるように髪の長さを調節してカットしていく方法です。

レイヤーの意味は「層」です。

レイヤーを活かしたヘアデザインは流行っており、ロングヘアでもミディアムヘアでもカットしてもらえます。

また、段差のつけ方によって種類があり、ざっくりとした段差をつけ、髪のトップからカットする「ハイレイヤー」や、毛先の部分を中心に段差をつける「ローレイヤー」、頭の形や顔のラインに合わせてカットする「セイムレイヤー」などがあります。

レイヤーと一言に言っても、入れ方によって見た目も印象も大きく変わるのです。

レイヤーを入れると髪が軽くなり、動きのあるスタイリングがしやすくなるという特徴があります。

髪の量が多すぎる方や、よくヘアアレンジをする方にオススメで、程よい立体感も出るのでパーマ髪にも最適です。

逆にレイヤーのデメリットは「短い髪が増える」、「まとまりにくくなる」などです。

長い髪よりも短い髪の方がクセが出やすく、髪質によっては少しでもレイヤーを入れただけで、クセ毛が目立ってしまうという場合もあります。

もともと軽く動きのあるヘアスタイル向けのカットなので、クセ毛を落ち着かせる＝まとめ髪には基本的に不向きなのです。

クセ毛はある程度のまとまりが無いと、寝癖のように暴走してしまい、スタイリングが上手くいかいない事もあります。

ですが、クセ毛の人はレイヤーカットを楽しむ事ができないという訳ではありません。

クセ毛の具合も人それぞれですし、レイヤーの種類を駆使すればクセ毛の目立たないヘアスタイルにすることも可能です。

まずは行きつけの美容院に相談してみると良いでしょう。

クセ毛の目立たないレイヤーカットをしてもらうためには、事前に少しでも髪質の改善を行う事が大切です。

シャンプーやトリートメントの方法を工夫したり、クセ毛が悪化しないよう髪のダメージに気をつけるだけでも十分な効果があります。

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