JHSS / 日本ヘアメイクスクール

頭皮湿疹には様々な種類があります。実は、その中には人へ感染しやすい頭皮湿疹もあります。

今回は、どのような頭皮湿疹に感染の可能性があるのか解説していきます。

頭皮湿疹の症状には赤み、痒み、水ぶくれ、腫れといったものがあります。

頭皮湿疹の種類によっては頭皮がカサついたり、ベタついたりもします。
また、頭皮湿疹は強い痒みが伴いますので、爪による引っかき傷もできやすいです。

頭皮湿疹には原因や症状によって、様々な種類に分けられます。

ほとんどの頭皮湿疹は感染することはないのですが、中には感染の可能性のある頭皮湿疹もあります。

頭皮湿疹には、アレルギーが原因の「接触性皮膚炎」「アトピー性皮膚炎」、頭皮のベタつきや乾燥といった状態が原因の「脂漏性皮膚炎」「乾燥性皮膚炎」、細菌が感染することが原因の「感染性皮膚炎」があります。

この中で感染する可能性があるのは、感染性皮膚炎のみです。

つまり、このほかの頭皮湿疹の場合は感染を心配する必要はありません。

感染性皮膚炎は、アタマジラミなどの寄生虫が頭皮に寄生していることが原因です。

寄生虫に吸血された部分が細菌感染を起こすことによって頭皮湿疹が生じます。

頭皮の寄生虫は集団生活で感染しやすく、特にプールやお風呂で感染の可能性が高いです。
これらが感染する可能性が高くなるのは、タオルやブラシ、衣類などを共用してしまうことにあります。

ですので、プールやお風呂での感染を防ぐには、これらを人と共用しないことです。

また、寄生虫は枕や布団などの寝具からも感染しますので、同様に注意を払ってください。

さらに、寄生虫が原因の感染性皮膚炎にかかった場合は、自然治癒での回復は難しいです。
ですので、医療機関での治療が必要になります。感染症皮膚炎は皮膚科での治療になります。
必ず皮膚科での診察を受けましょう。

治療期間中は、頭皮湿疹の治療に加え、人への感染にも注意してください。

自分の使用するものはできるだけ人と共用しないようにしてください。

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