JHSS / 日本ヘアメイクスクール

バリカンは使い方を間違えると頭皮を傷つけることになります。

しかし、正しい使い方を身に付ければ、頭皮を傷つけることなく安全に使用することができます。

ハサミでのカットやセルフカットに比べても、技術がそれほど必要ないので使い方を覚えておくとさまざまなシーンで役に立ちますよ！

バリカンで頭皮が傷んでしまう原因には、バリカンが髪に引っかかることで頭皮が引っ張られることの傷みとバリカンの刃で直接、頭皮が傷つくことの二つがあります。

まずバリカンが髪に引っかかる原因は、使用しているバリカンに問題があります。バリカンにオイルが塗られていないため、滑りが悪く、髪に引っかかっているからです。

バリカンの刃には注油する場所があります。バリカンの説明書には注油方法が説明されていますので、説明書通りに注油しましょう。

次にバリカンの刃で頭皮が傷つく原因についてです。

通常バリカンは安全性に問題がないように設計されているため、よほどのことが無いと刃で頭皮を傷つけることはありません。

バリカンは上刃と下刃が重なりあっていて動くのは上刃のみです。そのため上刃を頭皮に接しないように使用していれば刃によって頭皮が傷つくことはありません。

このようにバリカンで頭皮が傷んでしまうのは、刃に十分な注油がされていないことと、上刃が頭皮に触れてしまうことにあります。

頭皮に負担をかけないバリカンの使い方を説明します。

まずバリカンに十分な注油と充電を施しておきます。

バリカン以外に用意しておくと便利なものは3面鏡と新聞紙、カットクロスです。新聞紙とカットクロスは仕上がりには関係ありませんが、カットした髪を片付ける手間が省けますので、できるだけ用意するようにしてください。

バリカンはアタッチメントによって、髪の短さを調節できます。慣れていない場合は長めのサイズでおこなうと良いです。

バリカンの使い方をサイド、頭頂部、後頭部に分けて使い方を説明します。

下から上へとバリカンをあてていきます。段差ができないように刃先を逃がす感覚で上へと動かすと良いです。

頭頂部をキレイにカットするには、前後左右からそれぞれバリカンをあてると綺麗にカットすることができます。

後頭部は見えにくいため最も難しい箇所になります。まず頭頂部からバリカンを下げながら後頭部をカットします。最後に襟足部分を下からあげながらカットして仕上げます。

今までバリカンを上手く使えなかったという方は、是非参考にしてみてください！

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