眉毛やまつ毛は一見、伸びているように感じませんが髪の毛はどんどん伸びていきますよね。
ついこの間カットしたのにもう伸びてしまった、と髪の成長スピードが非常に早い人もいます。
個人差がありますが、平均して髪の毛は月に1cmから3cmほど伸びるそうです。1年で約12cm以上伸びる計算になりますね。
髪の毛はどれくらいまで伸びるものなの?
髪には寿命があり、ずっと永遠に際限なく伸び続けるわけではありません。
一定の期間が経つと成長が止まり自然に抜け落ちます。これをヘアサイクルまたは毛周期と呼び、一般的にそのサイクルは3年から6年くらいだそうです。
ですからどんなにがんばっても髪の毛は75cmくらいまでしか伸ばせません。女性だったらだいたい腰辺りくらいまでが髪の長さの限界ということですね。
それでも例外があり何らかの理由で、髪が抜け落ちることなくそれ以上も伸びた人はいます。
例えば、ギネスブックに世界一髪の長い人と認定されたベトナム人の男性Tran Van Hayさん。
79歳で亡くなってしまいましたが髪の毛の長さが約6.8mもあったそうです。
2004年に中国人のXie Qiupingさんが保持していた髪の長さ5.6mを抜いてギネス認定されました。
日本でも平安時代の貴族女性はロングヘアーが一般的でした。その髪の長さは一体どのくらいあったのでしょう。
紫式部の「源氏物語」に出てくる末摘花(すえつむはな)は、自分の背丈より30cm長く髪を伸ばしていたとか。大抵の女性たちは180cmほどまで髪を伸ばしていたようです。
長い髪をお米のとぎ汁で洗髪し、乾かすのに長時間要するため、宮中の女房たちは2日間の洗髪休暇が与えられていました。髪を長く伸ばして美しく保つにもお手入れが大変だったのですね。
ところで髪の毛はなぜ伸びるのでしょう?
髪の毛の根元には、毛球と呼ばれている場所があり、そこで髪が伸びる仕事が行われています。
毛球は球根のような形をしていて、中には毛乳頭が入りこんでいます。
毛乳頭の周囲には毛細血管が張り巡っていて、その血液中からミネラルやアミノ酸、ビタミンなどの栄養や酸素を受け取っています。
そしてそれらの栄養素は毛乳頭の周りに存在している毛母細胞に送られ、細胞分裂を繰り返してタンパク質を作り出します。
これが髪の毛の元になり角質化され外へ押し出されていく過程が、ズバリ髪の毛が伸びていく、仕組みなのです。
血液を通して髪の毛を作るための栄養が届けられる、ということは、毎日バランスのとれた食事がいかに髪の毛の健康と美しさに関係しているかが分かりますね。
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