カットの仕方により変わる髪の断面
カットの施術はよく受けるという方でも、カットした髪の断面を見たことがある方は少ないのではないでしょうか。
髪1本がわりとしっかりしており、人より太めと日頃感じている方は、カットのすぐあとで髪の断面を見ると垂直に切られているか、かなり斜めに切られているか目視で確認することが可能な場合があります。
日本人の髪は正円に近い形?
もともと日本人の髪は、欧米人の髪断面がオーバル型[楕円形]であるのに比べ、正円に近い形になっています。
ですが、カットはハサミを使用して行われますので、カットすることで圧力がかかり髪の断面はやや押しつぶされた形になることが多いです。
髪は外側から、キューティクルと呼ばれる毛表皮、コルテックスと呼ばれる毛皮質、中心の芯にあたる毛髄質から成立しています。
カットが髪のダメージの原因に?
ダメージのない綺麗な髪の場合は、カットで髪の断面が傷つくとはいえ、紫外線や過度なドライヤー熱から髪を守る、あるいはトリートメントをすることなどによりそれ以上のダメージには発展しないケースがほとんどです。
ですがもともとダメージヘアだった場合には、数枚の層から成り立つキューティクルがめくれ、そこから栄養が漏れ出ることに加え、切断することで断面がまっさらにならず、酷い場合はズタズタになっていることもあるのが現実です。
きれいな髪を保つには
髪はカット自体により傷みを生じることがあります。
主成分がタンパク質である髪を、金属製のハサミで切るわけなので、髪の断面からは栄養が流れ出やすい状況になっています。
さらにはカットの仕方によっても髪の断面は大きくなったり、一方で小さくて済んだりすることがあり、髪に対し垂直にハサミを入れた場合は髪の断面が丸に近いのですが、レイヤーやシャギーを入れ動きを出そうとすると髪の断面が斜めになることがあり、そのような場合は断面の面積が広くなります。
髪の断面が広くなったり、もともと傷みがある髪は放置しておくとどんどんキューティクルがはがれ、栄養分が外に流れ出してしまいます。
一度傷んでしまった髪をもとに戻すことは不可能なこともありますが、それ以上ダメージを深くしないことは可能なことが多いです。
美容院の栄養濃度の高いトリートメントで髪に栄養を注入することや、できればサロン販売のトリートメントで日常的に髪をケアすることで美髪を保つことが可能です。
もし、ヘアスタイルについて悩んでいる際に髪の傷みが気になった場合は、事前に髪の状態を美容師さんに見てもらい相談にのってもらうのがよいでしょう。
補修に力を入れれば、傷みの酷い毛先部分を長めに切るなどしても必ずそのあとで髪は再生していきますので、焦らず美髪を目指しましょう!
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