ストレートアイロンは、使い方次第で綺麗な巻き髪を作ることもできます。
特に高度な技術が必要になるわけでは無いのですが、正しい使い方を知らないと髪が傷んでしまうので、もう一度基本を見直してから、サラサラのストレートヘアやカールなどに挑戦してみましょう。
ストレートアイロンの基本的な使い方
髪が濡れたままストレートアイロンを使うと、水分が蒸発して大切なキューティクルまでダメージを受けてしまいます。
ですので髪は完全に乾かしましょう。
髪をブラッシングすると、ストレートアイロンがかけやすくなりますよ。
また、ストレートアイロンをなるべく短い時間でかけられるよう、髪を6~9箇所にブロッキングして、少量ずつストレートにしていきます。
髪にストレートアイロンをあてる時は、プレートの温度を高くても180°までにして下さい。
髪にあてる時は、優しく根元の少し下を挟んでからスッと毛先まで滑らせましょう。
同じところを何度もしないで、髪を守るためにもなるべく1回で終わらせるようにして下さい。
ストレートアイロンでも髪を巻けるか
ストレートアイロンは、本来くせ毛やウェーブヘアを、熱によってストレートヘアにするためのヘアアイロンです。
しかし、使い方次第では、巻き髪を作ることもできます。
作れる巻き髪の種類も、「内巻き」「外巻き」「波ウェーブ巻き」といったウェーブヘアの代表的な3種類に対応しているため、ロング、ミディアム、ボブと幅広く対応できます。
また、毛先にのみカールを付けるといった簡単なヘアアレンジの場合、カールアイロンよりも簡単な作業で出来るため、使いやすいというメリットもあります。
巻き髪の基本であるブロッキングの方法
まず、どの巻き方も髪をブロッキングするところから始めます。
ブロッキングは、様々なやり方がありますが、今回は7点ブロッキングをします。
1. 頭頂部付近の髪をまとめ、1つ目のブロッキングを作ります。
2. 次に、後頭部を上下に分け、さらに下の部分を真ん中で左右に分けブロッキングします。ここまでで、合計4つのブロックができています。
3. 最後に、左右の側頭部をそれぞれブロッキングします。
これで、前髪部分と合わせて、合計7つのブロックができます。
ストレートアイロンで綺麗に髪を巻く方法
ストレートアイロンで作れる、「内巻き」「外巻き」「波ウェーブ巻き」の髪の巻く方法を説明します。
内巻き・外巻き
1. 3~5㎝の毛束を作ります。
2. 毛束の真ん中の位置にストレートアイロンを巻き付け挟みます。外側に向けて巻くと外巻き、内側に向けて巻くと内巻きになります。
3. 挟んだ状態で3秒ほどキープし、髪を巻きたい方向へ向けアイロンを滑らせるように進めていきます。
波ウェーブ巻き
波ウェーブ巻きは、ストレートアイロンのほうがカールアイロンよりもウェーブの持続力が高くなりますので、カールアイロンを所有している方にもオススメの方法です。
1. 髪の根元から5㎝くらいの箇所をストレートアイロンで挟みます。
2. 内側に半回転させながらカールを付けます。
3. アイロンを少し進め今度は外側に半回転させながらカールを付けます。
この作業を毛先まで繰り返していきます。
毛先をふんわりカールさせる
1. 髪を上・下にブロッキングします。
2. ブロッキングした下の部分からストレートアイロンを毛先に向かって滑らせ、毛先の部分で手を内側にくるっと返すように手首を回すと内巻きカールができます。
三つ編みウェーブ
三つ編みウェーブを翌日にしていきたい時、前日の夜に三つ編みして寝ないと出来たかったのが、ストレートアイロンを使うとすぐにできます。
1. 三つ編みにして、ストレートアイロンに挟んで上から毛先まで滑らせます。
2. 髪が冷めたら三つ編みをほどいて完成です。
1本で色々なヘアアレンジができるストレートアイロン。
一度覚えれば簡単ですので、是非実践してみて下さい!
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