12月のブライダル・イベントに備えるなら、11月に覚えるべきヘアセット3選

美容の現場にとって、12月は1年で最も忙しい月。
ブライダル、パーティー、会食、忘年会、舞台、推しイベントなど――
“人が集まる場”が多い分、ヘアセットの需要も一気に高まります。
この時期、現場で頼られるのは 「スピードと安定感、そして再現性のある技術を持つ人」。
そこで日本ヘアセットスクールでは、これから現場を目指す方に向けて、11月のうちに身につけておきたい3つの必修スタイルを紹介します。

【1】“まとめ髪の基礎力”を仕上げる|崩れない夜会巻き・ロープアレンジ

12月は長時間セットを維持するシーンが多くなります。
特にブライダルや夜職では、「崩れない」「時間が経っても艶が残る」まとめ髪が信頼の鍵。
ロープ編みや夜会巻きの基礎をしっかり固めておくことで、
ピンの打ち方・逆毛の入れ方・土台の作り方など、すべてのスタイルの土台になる技術が身につきます。
この“基礎力の精度”が上がると、どんなオーダーにも対応できるようになります。

【2】“スピード重視の現場力”を磨く|シンプルアップ・くびれポニー

12月の現場では、1人あたりのセット時間が短くなります。
その中で仕上がりの完成度を落とさないために重要なのが 「早く・きれいに・似合わせる」技術。
特にくびれポニーや低めのシンプルアップは、スピード×仕上がりの両立が求められる代表スタイルです。
時間内で整える練習を繰り返すと、指先の迷いが減り、現場での“対応力”が確実に上がります。

【3】“写真映え”を意識した質感作り|ツヤ・後れ毛・束感コントロール

12月はカメラに映る機会が多い季節。
SNSや前撮りでは、ヘアの質感=技術レベルの証明として見られます。
そのため、ツヤの出し方・後れ毛の出す位置・毛束の細さなど、
**「光を拾う髪の設計」**を意識したスタイリングを身につけることが大切です。
この感覚が磨かれると、“ただのヘアセット”ではなく、“印象をプロデュースできるセット”へと進化します。

■今、動く人が冬に一歩リードする

12月は“忙しい人ほど仕事が回ってくる月”。
つまり、この時期に練習を始めた人こそ、次の冬には現場の中心に立てる可能性が高いということです。
ヘアセットは技術職でありながら、“タイミング”がキャリアを左右します。
だからこそ11月の今、基礎を磨きながら冬の現場に備えることが、何よりの準備になります。

この冬を「ただの年末」ではなく、“成長のきっかけ月”に変える人が確実に強くなる。
JHSSでは、今すぐ実践できる冬シーズン向けカリキュラムを開講中です。
現場デビューを目指す方は、ぜひ11月から動き出してください。