成人式目前!
試験前の人が12月にやるべき“5つの練習ポイント”

成人式が近づく12月は、ヘアセット試験を控えた人にとって一番ナーバスになりやすい時期だ。
「まだ仕上がりが安定しない」
「時間が足りない」
「本番で手が止まりそう」
そんな不安を抱えたまま年末を迎える人も少なくない。

ただ、はっきり言っておきたい。
12月の練習次第で、本番の完成度はまだ大きく変えられる。
やみくもに手を動かすのではなく、今やるべきポイントを絞ることが重要だ。

1. まずは“時間”を現実ラインまで縮める

試験直前で一番の敵は、仕上がりよりも時間オーバーだ。
この時期にやるべきは、新しい技法を増やすことではない。

・自分はどこで時間がかかっているのか
・巻きなのか、まとめなのか、前髪なのか

原因を一度洗い出し、「制限時間−5分」で完成させる練習を始める。余裕を持っておくことで、本番の緊張にも耐えられる。

2. ブロッキングを“雑にしない”集中練習

仕上がりが安定しない人ほど、ブロッキングが甘い。
12月は、
・分ける位置
・量の均等さ
・取り直しの少なさ
この3点だけに集中して練習してほしい。

派手なアレンジより、正確なブロッキングができるかどうかが、合否を分ける。

3. 巻きは「綺麗さ」より「再現性」を優先

本番で重要なのは、100点のカールではなく、80点を安定して出せること。
・巻く角度を固定する
・順番を毎回同じにする
・冷ます時間を省かない

このルーティンを作ることで、緊張した状態でも手が止まりにくくなる。12月は“毎回同じ動きで巻く”練習に集中したい。

4. ピンは“数”より“効かせ方”を覚える

ピンの打ち直しが多い人は、本番で必ず時間を失う。
今やるべきは、
・土台の作り方
・固定する順番
・力のかけ方
を意識した練習だ。

見えない部分ほど意識して練習することで、まとめ髪全体の安定感が一段上がる。

5. 前髪・顔まわりを“最後の勝負ポイント”にする

成人式スタイルは、遠くからも写真でも見られる。
そこで一番目に入るのが、前髪と顔まわり。

・量は適切か
・左右でバランスが崩れていないか
・固定しすぎて不自然になっていないか

ここを丁寧に作れる人は、全体の印象も一気に良くなる。12月後半は、あえて前髪だけを集中的に練習する日を作るのも効果的だ。

試験直前の12月は、不安になりやすい。
でも逆に言えば、「伸びしろしか残っていない時期」でもある。

やるべきことを絞り、同じ動きを繰り返す。
それだけで、手は確実に応えてくれる。

日本ヘアセットスクールでは、成人式や試験を見据えた“現実的な仕上がり”を重視し、直前期でも結果につながる練習をサポートしている。
焦るより、正しく詰める。
それが12月のいちばん強い戦い方だ。