「向いてない」は上達のサイン。2月の停滞期を乗り越える“止まらない”学び方

新しいことを学び始めると、必ず一度、視界がパタッと止まってしまう時期があります。 それが、多くの人にとっての「2月」です。



新年の勢いがあった1月は、少し触るだけでも「進んでいる」感覚がありました。しかし2月に入ると、急に自分の未熟さばかりが目につき、思うようにいかない苛立ちや、周囲との比較で焦りを感じるようになります。でも、安心してください。結論から言うと、2月に不安になるのは、あなたが正しいステップを踏んでいる証拠なのです。



「感覚」から「技術」へ変わるための停滞期



ヘアセットの上達曲線は、右肩上がりではありません。階段のように、停滞と飛躍を繰り返します。



今、あなたが感じている停滞感は、「感覚の誤魔化しが効かなくなった」からこそ起きるもの。ブロッキングの数ミリのズレ、アイロンの角度、毛流れの読み方。基礎の重要性に気づき、自分の課題が見え始めたからこそ、下手になったように感じるのです。ここで必要なのは焦りではなく、ただ「手を止めないこと」。それだけです。



2月の正しい学び方は「派手なことをしない」



2月は新しい技を増やす必要はありません。SNSで流行っている複雑なスタイルを追いかけるのも、一度お休みしましょう。



その代わり、基礎を「毎回同じ精度でできるか」を淡々と詰めてください。



  • ブロッキング:考えなくても、手が勝手に動いて正確に分けられているか。
  • 再現性:昨日と同じ巻きを、今日もう一度同じ強さで作れるか。
  • 言語化:「なんとなく可愛い」ではなく「なぜこの形になったか」を説明できるか。


この地味な反復を繰り返した人だけが、3月に入った瞬間、点と点がつながるような「飛躍の瞬間」を迎えることができます。



編集部の美容プチ知識


脳が新しい回路を作るには、約66日間の反復が必要だと言われています(ロンドン大学の研究より)。1月に始めたことが、本物の「習慣」として定着するのがまさにこの2月末。ここで止めずに触り続けることで、技術は「意識してやるもの」から「無意識にできるもの」へと昇華されるんですよ。



2月を越えた人は、もう折れない



日本ヘアセットスクールでも、本当に現場で活躍する人の共通点は明確です。 それは、「伸びない時期の過ごし方が上手い」こと。



毎日じゃなくていい。長時間じゃなくていい。でも、ウィッグに触れること、道具を手に取ることを完全に止めない。2月は才能を測る月ではなく、習慣を育てる月。ここを乗り越えた経験が、プロになってからの揺るぎない自信に変わります。



焦らなくていい。比べなくていい。 ただ、止まらなければいい。



今のあなたの不安に、私たちは寄り添います。一人で抱え込まず、講師や仲間にその気持ちをぶつけに来てください。2月の静かな積み重ねを、最高の春へと繋げていきましょう。



いかがでしたか?2月の停滞は、成長の直前に必ず通る道です。 技術的な疑問やモチベーションの保ち方など、どんなことでもお気軽にスクールで相談してくださいね。一緒に春の飛躍を準備しましょう!