毎年3月になると、日本ヘアセットスクールには驚くほど多くの相談が寄せられます。そのほとんどが、「全くの未経験ですが、大丈夫ですか?」「今から始めても遅くないでしょうか?」という、期待と不安が入り混じった切実な声です。



なぜ、多くの人がこの「3月」というタイミングで動き出すのでしょうか。そこには、春特有の心理的な変化と、ヘアセットという仕事が持つ「手に職」の魅力が深く関係しています。新しい自分に出会うための、一歩踏み出すヒントを探ってみましょう。



なぜ3月?「環境の変化」が背中を押す季節



3月は卒業や異動、転職など、人生の区切りがつく月です。周囲が慌ただしく動く中で、「自分はこのままでいいのかな?」と将来を見直すきっかけが自然と生まれます。これまで心の奥にしまっていた「本当は美容の仕事に携わってみたい」という想いが、春の芽吹きとともに溢れ出す時期なのです。



また、春は挑戦意欲が高まる季節。新しいことを始める心理的なハードルが下がるため、迷っていた人が「今こそやってみよう!」と行動に移しやすい、絶好のタイミングといえます。



「センスがない」は思い込み。プロの技はロジカルな積み重ね



ヘアセットは特別なセンスを持つ人だけの世界だと思われがちですが、実際は極めてロジカルな技術の積み重ねです。髪を美しく分ける「ブロッキング」、土台を支える「ピンの打ち方」、華やかさを生む「毛流れの作り方」。



これらを正しい順序で学べば、経験ゼロからでも確実にプロの形を作ることができます。最近は動画で学ぶ方も多いですが、自己流の癖がつくと修正に苦労することも。最初に基礎を体系的に学ぶことこそが、実はプロへの一番の近道なのです。



編集部の美容プチ知識:前職の経験は「強力な武器」になる



ヘアセット師は、技術職であると同時に究極のサービス業です。お客様の要望を汲み取り、リラックスしていただくための「コミュニケーション力」は、これまでの社会人経験や接客経験がそのまま活かされます。年齢やキャリアはハンデではなく、むしろお客様に安心感を与える「信頼の証」になるのです。実際に、異業種から転身された方がその丁寧な対応で多くの指名を獲得している例は珍しくありません。



いきなり転職しなくてもいい。「副業」という新しい選択肢



最近では、今の仕事を続けながら「副業」としてヘアセットを学ぶ人も増えています。ライブやイベント、結婚式のお呼ばれなど、特別な日のセット需要は常にあります。週末だけ、あるいは短時間だけ技術を活かして働くスタイルは、「まずは技術を身につけて、選択肢を広げたい」という現代のニーズに非常にマッチしています。



未経験からプロへ。それは、決して遠い世界の話ではありません。迷っている時間が長いほど不安は膨らみますが、実際にウィッグに触れ、自分の手でスタイルが完成していく喜びを体験すれば、その不安は「確信」に変わるはずです。



日本ヘアセットスクールでは、基礎から実践まで、あなたのペースに合わせて段階的に学べる環境を整えています。3月というこの特別な月に、小さな一歩を踏み出してみませんか?



数ヶ月後、誰かを笑顔にしている自分を想像してみてください。私たちが、あなたの「やってみたい」を全力でサポートします!