仕事から疲れて帰ってきた時に、ついメイクをしたまま寝てしまい、気がついたら朝だったという経験をしたことがあるでしょうか。
これは肌荒れや老化を早める大きな原因となり得ます。
なぜメイクしたまま寝てしまうと肌に害が及ぶのでしょうか。
周知の事実かもしれませんが、疲れて帰ってきた時に睡魔の誘惑に打ち勝つためにも今一度おさらいしておきましょう。
メイクをしたまま寝てしまうとどうなるのか?
ぞっとするかもしれませんが、メイクをしたままの状態で眠ることは腐った食品を載せたような状態になります。
そもそも肌に塗るメイクというのは異物なんですよね。
例えばファンデーションには肌の密着性を高めるために、油性成分や顔料が多く使われています。
それを落とさずおいておくと、お肌の汗と混じるので微生物の温床となってしまいます。
朝起きてから顔を洗えばいいやと悠長に考えていてもファンデーションが毛穴に詰まったりもします。肌の毛穴が詰まることで、繰り返しできる大人ニキビも引き起こしかねないのです。
皮膚にダメージが蓄積されていくので再生力もだんだんと弱ってしまいます。
とある研究で、メイク落としを使わず洗顔のみでメイクを1ヶ月間し続けた実験をしたそうですが、その女性の肌は乾燥によってシワが増え、毛穴が拡大したそうです。
また肌の赤みも大きくなってしまったそうです。
以上の事からも分かるように、メイクしたまま寝てしまうことは女性にとってとても恐ろしいことなのです。
万が一、うっかりそのまま寝てしまったら?
万が一メイクしたまま寝てしまった対処としては、肌がひどい乾燥状態になってしまうので、いつもよりもていねいな洗顔をして汚れと余分な皮脂をきれいに取り除くことが大事です。
ただし、ダメージを受けた肌へのゴシゴシ洗いは禁止です。
なぜなら余計に肌を傷つけてしまうからです。
ていねいに前の日のメイクを落とした後はいつもよりもたっぷりの保湿が必要です。
パックを利用したり、蒸しタオルで顔を温め血行をよくします。
これでお肌へのケアは大丈夫です。
こんなにもケアに余分な手間がかかるならば、毎日寝る前に疲れていてもメイクだけは落としておきたいですよね。
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