朝起きて「寝ぐせがひどい!」という経験をしたことがある人は多いですよね。
そのときは、髪を濡らして寝ぐせを抑えることがあるかと思いますが、本当に濡らしていいのか気になったことはありませんか?
朝、髪を濡らしてもいいのかどうかご紹介します。
朝は髪を濡らす派?それとも濡らさない派?
朝起きたときに気付く寝ぐせは、なかなか直すことができず「ヘアセットで精一杯」という女性もいるでしょう。
準備で忙しい朝ですから、すぐに直して他の準備もしたいですよね。
そんなときはやっぱり、水の力に頼っている人が多いのではないでしょうか。
寝ぐせ部分をたっぷりと濡らしてからドライヤーで乾かせば、ある程度元通りにすることができます。
しかし「朝シャワーは頭皮に良くない」というような噂もあることから、本当に髪を濡らしてもいいのか迷っている女性もいるのでは?
そこで今回は、朝は髪を濡らす方がいいのか、寝ぐせをキレイに直す方法はあるのかなど、朝のヘアセット問題についてご紹介します。
朝、髪を濡らすことのメリット・デメリット
朝、髪を濡らすことにはメリットとデメリットの両方があります。
■メリット
・頑固な寝ぐせを直すことができる
・ヘアセットがしやすくなる
■デメリット
・ヘアセットに時間がかかる
そもそも寝ぐせの原因は「髪の水分量」が関係しています。
髪が濡れているときから乾くときに折れていると、そのままクセがついてしまい、寝ぐせになってしまうのです。
この寝ぐせを直すためには、やっぱり水の力を借りる必要があります。
しっかり寝ぐせを直すことができれば、キレイな状態を1日中保ちやすくなりますよ。
ただ水で髪を濡らす分、乾かす時間が増えるので、急いでいると失敗しやすくなってしまうのがデメリット。時間に余裕をもって朝起きることが良さそうです。
頑固な寝ぐせを直すなら、朝のヘアセットで髪を濡らすことがおすすめ!
寝ぐせをしっかり直すためには、やはり朝起きて髪を濡らすことがおすすめです。
ただし、この寝ぐせ直しのやり方も間違っていれば髪にダメージを与えてしまう可能性があるので、やり方にも注目してみてください。
■寝ぐせ直しのやり方
①寝ぐせが気になる部分を根本から、霧吹きを使って濡らします。
②水分を浸透させるために、少し時間を置いたら根元から癖をとるように軽く引っ張りながらドライヤーをあてます。
③外にはねている場合は、根元を持ち上げるように下からドライヤーを当て、分け目ができてしまっている場合は、分け目を十分に濡らし、くしゃくしゃと髪を散らすようにドライヤーで乾かすことがポイントです。
④仕上げにブラシを使ってブローをしていくので、上から下に向かってドライヤーをあてながらブローしましょう。
⑤完全に乾く前に冷風に切り替えて上げると、髪の潤いを守るキューティクルがとじてサラサラにすることが期待できます。
できれば、髪を濡らしてドライヤーを使う前に、アウトバストリートメントを使いましょう。
髪を保湿しないと、熱や摩擦によるダメージを受けやすくなり、髪が傷んでしまいますので、ぜひ取り入れてみてください。
■蒸しタオルを使って寝ぐせを直す方法
蒸しタオルを髪に巻き、寝ぐせを直すことも効果的だと言われています。
大きめのフェイスタオルを水で濡らし、軽く絞ったらチャック付きのポリ袋に入れ、電子レンジで1分ほど温めると蒸しタオルになりますよ。
髪の生え際から巻いてしばらく放置し、髪が濡れてきたら癖がまっすぐになるようにブラシを使いながら乾かしてみてくださいね。
朝、髪を濡らすことが嫌な場合の対策方法
朝、髪を濡らすことが嫌な女性や時間がない人であれば、前日の夜のヘアケアを徹底していきましょう。
寝ぐせ対策として効果的なのは、髪をしっかり乾かしてから就寝することです。
乾かさなかったことによる癖が広がり、頑固な寝ぐせになってしまいますので、お風呂上りは素早く髪を乾かすようにしましょう。
髪を乾かすときも、まずはしっかりタオルドライで余分な水分を吸収します。
そしてアウトバストリートメントなどで髪を保護し、ブラッシングをしてから、ドライヤーを使うようにしてください。
ドライヤーは頭から20cmほど離し、根元から乾かすようにすると素早く乾かすことができますよ。
朝に髪を濡らすときに気を付けたいこと
朝、髪を濡らすことは寝ぐせ直しに効果的な方法ですが、注意したい点もいくつかあります。
■朝シャンプーはしない
全くのNGポイントではないのですが、時間がないときにシャンプーをしてしまうと、洗い残しが多くなってしまうことがあります。
すると頭皮環境を悪化させることになり、抜け毛や薄毛の原因に繋がってしまうことがあるようです。
また、1日2回洗っていると、必要な皮脂を落としすぎてしまい、頭皮が乾燥しフケやにおいが悪化する恐れがあると言われています。
■濡れた髪にアイロンは使わない
濡らしてからドライヤーではなく、直接ヘアアイロンを使ってしまう女性がいるかと思いますが、直接熱を伝えることになるので、髪の内側の水分が蒸発してしまい、乾燥してしまいます。
枝毛や切れ毛の原因にもなりますので、きちんと乾かしてから使うようにしてくださいね。
経験者・未経験者・年齢問わずどんな方でも気軽にご参加ください♪