せっかくお気に入りの色に染めたのに、時間が経過するにつれて色が抜けてがっかりという経験をした人も多いと思います。
色が抜けやすい髪質や美しい髪色を保つお手入れのコツなどご紹介します。
どうして髪の色は抜けるの?
ヘアカラーとは髪の毛の表面にあるキューティクルを開いて、内部に色を染み込ませる施術です。
そして色が入り込んだら、キューティクルを閉めて定着させます。
髪色がすぐ抜けるということは、色が髪の毛の内部まで浸透していないか、浸透してもその色がしっかり定着していないと言うことです。
キューティクルが剥がれていたり、ボロボロだとその隙間から色が流れ出てきたりして、きれいな髪色を維持することができません。
そのため、バサバサの乾燥したダメージヘアは色が抜けやすいのです。
色の抜けやすい髪質は?
ご説明したようにキューティクルの損傷が激しい髪は色が抜けやすいのです。
さらに、その人の持って生まれた髪質によっても違い、細くてやわらかな毛の人は剛毛の人に比べて、色がさらに抜けやすい傾向があります。
それは髪が細い人はキューティクルも薄く、カラーしてもその後のシャンプーなどで、キューティクルを超えて色が染み出してしまうからです。
また、髪が細いということで、カラー剤の染み込んだ色素の絶対量が少ないので、どうしても色抜けが早いと感じるのかもしれません。
色の抜けにくい髪質にするためには
色が抜けにくい髪質を作るためには、水分量や栄養豊富な健康的な髪を維持するように心がけることに尽きます。
まず、日頃からキューティクルが剥げないような注意を払いましょう。
キューティクルは摩擦に弱いので、乱暴にブラッシングしたり、ゴシゴシシャンプーしないようにしたりします。
そして紫外線をなるべく浴びないようにすること、髪を濡れた状態で放置しないこと、ドライヤーやヘアアイロンを使いすぎないことなど、いつも心がけましょう。
ヘアカラー後は、髪がいつも以上にダメージを受けているので、ヘアケアには特に気を遣うようにします。
まず、シャンプーは洗浄力の高すぎないもの、例えばアミノ酸系のシャンプーを選び、38℃位の低温シャワーで行いましょう。
シャンプー後はアウトバストリートメントを付けて、ドライヤーの熱や乾燥から守りつつ髪は濡れたままにしないようにします。
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