髪がきしむって？
シャンプーをした時や流したあとに、髪がギシギシと指にからまるような感覚になることがあります。
これが「髪がきしむ」ということです。
髪のきしみには、シャンプーに含まれる成分やpH値が大きく関係しています。
自分の髪に合わないシャンプーを使うことで、髪と髪がこすれ合って摩擦が起こり、キューティクルが開いたり剥がれたりしてしまうのです。
きしんでいる髪は傷みやすい状態ですが、原因や対策がわからないので、あきらめてしまっている人も多いのではないでしょうか？
シャンプーによって髪がきしむ理由
髪がきしむ理由はいくつか考えられますが、シャンプーが原因になってしまっていることも少なくありません。
特にノンシリコンシャンプーは、髪や地肌にやさしいイメージですが、実は髪がきしみやすいシャンプーでもあります。
シャンプーやヘアケア製品には、髪をコーティングする成分としてシリコンが配合されています。
つまりノンシリコンシャンプーを使用すると髪がコーティングされず、キューティクルが開いてギシギシしてしまうのです。
また、洗浄力が強いシャンプーを使うことで、髪がきしむこともあります。
強力な洗浄成分が、髪や頭皮に必要な皮脂や潤いまで洗い落としてしまうのが原因でしょう。
髪のきしみを防ぐためには
健康な髪はもともと弱酸性です。
キューティクルが閉じた状態の髪のpH値は、酸性に傾いています。
逆にアルカリ性に傾くと、キューティクルが開いてしまい、髪がきしみます。
つまり髪のきしみを防ぐには、髪のpH値を弱酸性に保てばいいのですが、そのためにはシャンプーの選び方にポイントがあるんです。
シャワーで濡らすだけで、髪はアルカリ性に傾き少しギシギシする感触がします。
そのため、アルカリ性に傾いた髪を弱酸性に戻すためには、弱酸性のシャンプーを使えばいいのです。
中には、弱酸性のシャンプーが、髪や頭皮に合わない人もいるかもしれません。
その場合は、こまめにトリートメントやヘアオイルを使うことで、ギシギシを軽減させるように工夫しましょう。
髪のきしみを改善するためには、シャンプーを見直すことが効果的です。
そして健康な髪を保つためには、髪や頭皮のコンディションを考えてシャンプーを選ぶことも大事です。
シャンプーを見直して、美髪を手に入れましょう。
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