伸びすぎた前髪が邪魔、枝毛が気になる…でも美容院に行く時間がない。そういうことってよくありますよね。
「ちょっとなら自分で切っちゃってもいいか」なんて、手近にあるハサミやアイブローシザーズなどでチョキチョキやっている人いませんか。
実は、それ、髪の毛を傷める原因になるんです。
問題は道具にあり
最大の要因は、道具です。
文房具としてのハサミ、あるいは市販されている眉バサミと、プロの美容師・理容師さんが使っているハサミは根本的に別物です。
最も違うのは、切れ味。
セルフカットをしたことがある人ならご存じでしょうが、髪の毛はとても切りにくいものです。
でも、美容師さんが使うハサミは、どんなに髪の毛の束を厚くとっても、スパスパと気持ちよく切れますね。
これは、もともと髪の毛を切るために特化した製品だから。
さらにプロは定期的に研ぎなどのメンテナンスに出しています。
このことにより鋭利な切れ味を保ち、切った後の切れ毛などを防ぐことができるのです。
また、一般の人は、いわゆる「すきバサミ」を持っていません。
そこで、「ぱっつん前髪」になるのを防ぐため、ハサミを髪の流れに対してなるべく水平方向に入れて切ろうとしますね。
このとき、髪の断面(切り口)は当然、垂直にハサミを使った場合と比べ大きくなります。
使用するのが文房具バサミなどであった場合、切れにくい刃物で大きな断面をつくるわけですから、髪にいいはずはありません。
ダメージを抑えたセルフカットとは
では、髪の傷みを最小限に抑えつつ、セルフカットをする方法はないのでしょうか。
その1
実は、いくつかあります。その一つは、髪を濡らして切るというものです。
髪を濡らすとまとまりが出るので、狙った通りのスタイリングに切りやすくなりますし、切り残しなどの失敗も少なくなるので、何度も同じところにハサミを入れずに済みます。
これで、ぐっと髪のダメージは小さくなります。
ただ、濡らして切ると、乾いた後に縮んで少し短く切りすぎたように感じるかもしれませんので、注意が必要です。
その2
もう一つのコツは、多くの髪を一度に切ろうとしないことです。
髪の毛を束にしてカットすると、どうしても切りむらができてしまいます。
そうすると、手触りがざらざらした感じになり、艶もなくなって、パサパサした髪に見えがちです。
どうしてもセルフカットしないければならないときは、面倒でも髪の毛を小分けにして切りましょう。
最後に、最近ではプロ用のカットバサミが素人でも簡単に手に入ります。
ただ、道具はメンテナンスが命。
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