いくらダメージをケアしても、ダメージの原因が改善されていなければ髪はダメージを受け続け、傷んだ髪はいっこうに回復しません。

潤いのある髪の毛を取り戻すにためには、自分の髪の毛がなぜダメージを受けているのかを知ることが重要になります。

髪の毛がダメージを受ける原因はいくつかあります。自分がどの原因に該当するかを知り、正しいケアをしましょう。



ゴムみたいに伸びてしまう傷んだ髪とは

濡れた髪でダメージの度合いがよくわかります。

末期のダメージヘアは濡れるとゴムのようにビヨーンと伸びきってしまいます。

髪の表面というのはキューティクルで覆われています。髪の内部は空洞があり、濡れると水分がこのスポンジのような空洞に入り込ます。髪の内部が傷んでいると空洞が大きくなり、入り込んだ水分によって伸びていきます。

ダメージの大きな髪は、より多くの空洞が出来るので、濡れるとゴムのように伸びてしまうのです。

このまま何もしないでおくと髪は断裂します。大変危険な状態だということです。

少しでも早く髪の傷みに気づいて、今以上にダメージを進行させないようにしましょう。

傷んだ髪は復活するの?

傷んだ髪は、自然には再び元気にはなりません。パーマやカラーリングを繰り返した髪は特にダメージが凄いです。

髪がスカスカということは、キューティクルも中身も流れ出てしまって髪の芯しか残っていない状態です。

髪は死んだ細胞ですので、自力で修繕することはできないのです。

傷んだ髪を修復する専用のヘアケア商品を使っても、科学的なダメージを受けた髪は元に戻りません。

傷んだ部分をバッサリ切ることが髪を健康的にする近道です。

髪が傷む原因


髪が傷む原因① ヘアカラー・パーマ・縮毛矯正など、科学的なダメージ

ヘアカラーやパーマ剤などに含まれるアルカリ剤が髪の表面のキューティクルを剥がし、髪の内部の水分や栄養素が外に出てしまいパサパサと乾燥した傷んだ髪になってしまいます。

特にヘアカラーに含まれているパラフェニジアミンという成分は毒性も高く、海外ではジアミンアレルギーによって死亡した事例もあるくらいです。

髪が傷む原因② 紫外線によるダメージ

紫外線の強い5月~9月頃には紫外線が与える髪への影響も多くなります。

太陽の光を浴びた髪の毛は、紫外線を吸収します。髪の毛は基本的にタンパク質(アミノ酸)によって構成されていますが、紫外線を浴びることによってこのアミノ酸が酸化してしまいます。

わかりやすくいえば、髪が火傷した状態になるということです。

そうなることで、タンパク質が失われ、キューティクルが剥がれ落ち、髪が乾燥し、ダメージをうけて、最終的に傷んだ髪になってしまいます。

お肌だけでなく髪の毛にも紫外線対策が必要なのです。海などに行くときは特に注意してください。

紫外線を防いでくれるヘアケア用品もたくさんありますので、担当の美容師さんなどに相談してみるのも良いでしょう。

髪が傷む原因③ ドライヤーやヘアアイロンなどの熱によるダメージ

ヘアブローの際、ドライヤーやアイロンの熱で髪の毛のタンパク質を固まらせキューティクルにダメージを与えます。

髪を傷めてしまう原因の多くは髪の乾燥です。

外気による乾燥に加え、熱による髪のダメージでさらに髪を乾燥させてしまい髪の状態がどんどん悪化していくのです。

髪のタンパク質は熱を加えるとかたまってしまいます。

一度熱によって固まったタンパク質はもとに戻りません。

固まったタンパク質では薬剤の通り道がなくなり、カラーは染まりずらくパーマもかかりずらくなります。もちろんトリートメントをしても効果は薄くなってしまいます。

髪を乾かす際やヘアアイロンを使う際は、流さないトリートメント(アウトバストリートメント)などをつけるなどして対策しましょう。



髪が傷む原因④ 濡れた髪の対処

お風呂に入ってから髪を乾かさない方も要注意です。

シャンプーの後、髪を濡らしたまま長く放置したり寝てしまったりすると髪が絡んでますます傷みやすくなります。そのダメージ度はとても大きいです。

濡れた髪は水分を含んでキューティクルが開いている状態なので、摩擦などの影響を特に受けやすくなります。

十分に乾いていないまま寝てしまうと、寝ている間に枕との摩擦でダメージにつながります。しめっていると細菌も繁殖しやすくなり、髪だけでなく頭皮トラブルにもつながります。

濡れた髪を無理にブラシでとかすのも良くありませんので、目の粗いブラシを使って毛先から力をかけず、丁寧にとかしましょう。クッションブラシなどがオススメです。

自然乾燥してから寝ることも髪にはよくありません。時間をかけてゆっくり乾燥させると、髪の芯まで乾燥してしまうのです。

ドライヤーで乾かすことにより、髪の内部の水分をとどめたまま乾かすことができます。乾かした後に冷風をあててあげるとキューティクルを引き締めて艶がでます。

濡れた髪はとてもデリケートなので正しい知識をもってケアしましょう。



髪が傷んでる時の正しいケア


髪が傷んでる時の正しいケア① シャンプー

あまり髪が濡れていない状態でシャンプーをつけると、泡立ちが悪くなり髪が傷みやすくなるので、しっかりと髪を濡らしましょう。

そして、シャンプーの泡を立てながら、優しくマッサージしましょう。髪ではなく頭皮を洗うイメージです。
シャンプーなどは残らないようにしっかり流しましょう。

洗い流さないと、肌トラブルにつながります。


髪が傷んでる時の正しいケア② 乾かし方

髪を乾かすのは当然ですが、根元をまずしっかりと乾かします。根元を先に乾かすことで、キューティクルの収まりが良くなり、ツヤが出ます。

次に毛先を乾かすのですが、ドライヤーを下に向けて軽く手で梳かしながら、キューティクルを整えるように乾かします。

ドライヤーを長時間使うと、それがダメージにも繋がるので、しっかりタオルドライをしましょう。

髪が傷んでる時の正しいケア③ ブラッシング

強く梳くのではなく絡まりを取るように優しく梳かしていきます

毛先が終わったら、髪の毛の真ん中あたりから毛先に向かってブラッシングします。

そして最後に、髪の生え際から後ろに向かってブラッシングしていきます。無理に梳かさないように注意しましょう。

髪が傷んでる時の正しいケア④ インバストリートメント

トリートメントはつけすぎないようにしましょう。

ショートの場合は100円玉2個分、ミディアムは500円玉1個分、ロングは500円玉2個分くらいが目安となります。

付ける順番は、毛先から徐々に上に向かうようにしましょう。根本につかないように気を付けましょう。

キューティクルが根元から毛先に向かっているので、その方向に撫でるように染みこませていきましょう。それを約10分ほど放置して、手でとかすようにほぐしてください。


髪が傷んでる時の正しいケア⑤ アウトバストリートメント

タオルドライ水分をしっかりとふき取るようにしてください。水分が残っていればいるほど、トリートメント効果は薄まります。

トリートメントの量はインバストリートメントより若干少なめが目安です。最初は毛先に付けて、その後全体に伸ばしていきましょう。



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