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禁煙したら逆に髪が少なくなった!?
- JHSS
- 2022.11.16
タバコと髪の関係
タバコが健康に悪影響を与えることは、誰もが持っている知識ですが、その悪影響には実に様々なことがあります。
有害物質の付着
タバコの煙には様々な有害物質が含まれています。
・ペンキ除去剤などに使われているアセトン
・ライターなどの燃料となるブタン
・殺虫剤などに含まれているヒ素
・自動車のバッテリーなどに使われているカドニウム
・排気ガスに含まれているものと同じ一酸化炭素
・接着剤、工業溶剤などに含まれているトルエン
など、人体に有害な化学物質が4,000種類以上、発がん性物質が60種類含まれています。
その為、これらの有害物質は、煙とともに、タバコを吸っている本人とその周囲の人々の髪の毛や皮膚に付着します。
栄養素の破壊
タバコに含まれているニコチンには、血管を収縮させる作用、神経のバランスを乱す作用、体内に吸収された栄養素を破壊する作用があります。
髪の質の低下と抜け毛
このような有害物質やニコチンによる影響がどのように髪の毛に悪影響を与えるかというと、まず挙げられるのが髪の毛の質の低下と抜け毛です。
血管が収縮するということは、血液の流れが悪くなり、新陳代謝が活発におこなわれなくなるという現象を引き起こすということです。
喫煙者が歯槽膿漏になりやすいのは歯茎の血行が悪くなるためですが、同じように頭皮も血行が悪くなると、血液に乗って運ばれる栄養素が十分に届かなくなる為、髪の毛が細くなる、薄くなる、抜ける、白くなるなどといった状態になってしまいます。
頭皮トラブル
また、新陳代謝が悪くなり、頭皮に老廃物が蓄積して、毛穴を詰まらせる為、頭皮が硬くなり、雑菌が繁殖しやすくなるので、フケが増えたり、頭皮の炎症を起こしたりします。
その他、タバコの煙に含まれている一酸化炭素が邪魔をして、血液の流れに乗って、身体のすみずみまで運ばれるはずの酸素が、行き届かなくなってしまうので、頭皮が酸欠状態になってしまい、不健康な状態になってしまいます。
このように、タバコの悪影響は、健康被害だけではなく、美しい髪を保つことができないような頭皮にしてしまう美容の敵でもあるのです。
無理な禁煙は髪に悪影響を与えることも!?
急激な禁煙によって、精神的な負担がストレスとなり、頭皮にダメージを与えてしまうということが一時的にあるかもしれませんが、ほとんどの場合、禁煙が髪に悪影響を与えることはありません。
喫煙者の多くは、タバコを吸うことでストレスを解消できると考えている為に、タバコを止めることができないのですが、タバコを吸うとストレスが解消されるという感覚は勘違いなのです。
体内に蓄積されたニコチンによって、神経が侵され、ニコチンを摂取した状態が普通の状態になってしまっている為、タバコが切れるとイライラしてしまうだけのことなのです。
体内からニコチンが全くなくなれば、脳がタバコを欲しなくなり禁煙が成功するのですが、自分一人の力ではなかなか成功にこぎつけるのは難しいので、専門医に相談して、1日でも早く禁煙し、美しい髪、美しい肌、健康な身体を取り戻しましょう。
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