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夜はまとまっていたのに朝スタイリングが難しいのはなぜ?
- JHSS
- 2022.12.22
夜のシャンプーあとに、しっかりとセットをして就寝しても、朝起きると髪の毛が広がっていたという経験はありませんか?
しっとりとした髪の毛の形跡がなく、朝からスタイリングが大変ですよね…。
寝ている間に、髪の毛に何が起こっているのでしょうか?原因を見ていきましょう。
寝ている間、髪はどういう状態なのか
わたしたちは、寝ている間に何度も寝返りを打っています。
実は、そのたびに髪の毛は摩擦によるダメージを受けているのです。
健康な髪の毛は、表面がウロコ状のキューティクルで守られています。そのため、寝返りによるダメージも最小限で済みます。
一方で、傷んだ髪の毛の場合は、キューティクルがはがれやすい状態になっています。
寝返りでキューティクルがはがれると、髪の毛の内部にある水分を保護してくれるものがなくなってしまうのです。
その結果、就寝中に水分が蒸発しまいます。
夜はまとまっていたのに、朝起きると広がってしまうのは、髪の毛の水分量が減少してしまうからなのです。
朝に髪が広がってしまうのを防ぐ方法
髪の毛の中にある水分が蒸発しないようにすれば、髪の毛は広がらなくなることが分かりました。
では実際にどのようにすれば朝起きても、まとまったヘアスタイルが保てるのでしょうか?
第一に、寝る前に髪の毛をしっかりと乾かすということです。
半乾きの状態では、一見すると髪の毛がまとまっているように見えます。しかし、乾ききっていない髪の毛のキューティクルは開いた状態なのです。
寝ている間に、キューティクルの隙間から水分が抜け出してしまいます。
寝返りによるダメージも直接、髪の毛が受けてしまうので、朝起きるとパサつき感のある広がった状態になってしまうのです。
解消するためには、髪の毛の根元からドライヤーで乾かす習慣をつけましょう。
しっかりと髪の毛を乾かすだけで、朝のまとまりが変わってきますよ。
朝の広がりを防ぐ方法として、洗い流さないトリートメントの使用をオススメします。
洗い流さないトリートメントは、タオルドライをしたあとに使うアイテムです。
キューティクルが開いた髪の毛に使うので、髪の毛の内部にまで浸透し、ダメージをケアしてくれます。
また、表面のキューティクルを整えてくれるので、寝返りによるダメージも受けにくくなります。
寝る前の少しのケアで、朝のスタイリングの時間が変わってきます。
ドライヤーと洗い流さないトリートメントの2つを上手に使えば、朝の広がりから解放されますよ。
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