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ポンパドールやアップバングは、人気も高く定番のスタイルとしても定着しています。

しかし、これらのヘアスタイルは薄毛の進行につながる場合もあります。

今回は前髪を上げることと薄毛の関係性と、予防方法を解説していきます。

前髪を上げるヘアスタイルが抜け毛を促進すると考えられるのには、「整髪料の毛穴つまり」と「索引性脱毛症」の二つの理由があります。

スタイリングを持続させるためには、キープ力の強い整髪料を根元からつける必要があるため、頭皮にスタイリング剤が付着しやすいです。

頭皮に付着した整髪料は、毛穴詰まりの原因になります。

毛穴が詰まった状態は、髪の成長の妨げや抜け毛の要因になります。

索引性脱毛症は、髪が引っ張られることによる頭皮や毛根へのダメージが原因で生じる脱毛症のことです。

通常、ポニーテールなどの束ね髪や結び髪をし続けている人に見られる症状ですが、ポンパドールやアップバングなどにもリスクはあります。

髪を立ち上げる時には、ドライヤーをあてながら髪を引っ張る作業が行われます。

このとき、髪を引っ張ることに加えドライヤーの熱も加えられるため、頭皮や毛根が傷み索引性脱毛症の要因につながるのです。

頭皮を傷つけないようにセットできると、抜け毛の促進を防ぐことができます。

まず、整髪料の使い方です。
このとき注意すべきことは、整髪料をなるべく頭皮に付かないように、髪のみに付けてセットすることです。

そして、シャンプーの際にも洗い残しが無いように、頭皮を中心に洗うようにしましょう。

髪のみをシャンプーしただけでは頭皮についた整髪料を洗い流すことはできないので、頭皮をマッサージしながら、毛穴の汚れを落とすように洗ってください。

ドライヤーも、頭皮ではなく髪にあてるようにしましょう。

また、手グシやブラシで髪を強く引っ張りながらスタイリングしていた場合は、やさしく頭皮へのダメージを考えながら行うようにして下さい。

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