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髪の毛の限界温度
- JHSS
- 2023.10.06
温度の目安
髪の毛はケラチンと呼ばれるタンパク質からできていますが、決して熱に強い成分ではありません。
そのため、長時間、熱にさらされると髪が傷み、ツヤとコシを保てなくなります。
髪の毛の限界温度は154度と言われています。
それ以上の熱を吸収してしまうと形が維持できなくなり、パサついたり、表面のキューティクルがはがれてしまうという事態に陥ります。
ただ、どんな時でも154度というのが目安になるわけではなく、髪の水分量との関係も大いにあります。
髪の水分量が少なければ少ないほど限界温度の値も下がってきます。
髪の毛は一定時間、高熱にさらされるとキューティクルが損傷し髪の毛が傷んだり、枝毛などが発症します。
高温になってしまう髪の対策方法
一般的にドライヤーやコテを使用すると温度が200℃前後まで上がることが多いです。
つまり長時間、使用すると高熱にさらされるということになります。髪の質を保つためにはあまり使用しない方が良いでしょう。
トリートメント
どうしても使用したいという方は、トリートメントなどでキューティクルの表面を保護するような状態にしてから使用しましょう。そうすれば髪を傷めることを最小限に抑えることができます。
また、もしこのようなアイテムを使用する場合は髪をある程度、乾かしてから行うようにしましょう。髪が濡れた状態だとヘアアイロンを使用した時に髪の水分が急激に蒸発し、髪を傷める可能性があります。
ヘアアイロンを使う場合は、温度調節が可能なものが多く販売されていますが、限界温度を考慮すると150度前後の温度に調整しておきましょう。それ以上を上げてしまうと、髪の毛に与えるダメージが強くなります。
冷風
他にもドライヤーで髪を乾かす時はドライヤーと髪の毛の間隔をだいたい10cmから20cm程度離して使用しましょう。
そして最後は必ず冷風に切り替えて、髪の毛の熱を冷ますような状態にしてからドライヤーを終了させるのが最適です。だいたい5分程度は冷風で髪のキューティクルを保護するような状態にするのがベストです。
特に前髪や髪の細い部分は高温にさらすのは危険です。髪が細いため、熱伝導が早く、すぐに髪の毛が損傷して歪んでしまう可能性が高いです。
できるだけ熱を使うドライヤーやヘアーアイロンを使用する前に、トリートメントや髪のPHバランスを整えてくれるヘアスプレーなどを使用するようにしましょう。
こういったアイテムは夏場の紫外線対策にも有効です。
髪のケアは高熱にさらす前の事前対策が重要ということになります。
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