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ワックスとバームの違いについて
- JHSS
- 2021/09/06
スタイリング剤にバームがありますがワックスとは何が違うのでしょうか。
今回はワックスとバームの違いについて考えていきます。
ワックスとバームの違い
ワックスは主に油性成分、水性成分、界面活性剤で出来ています。
一方、バームは主に油性成分で出来ています。
イメージ的にワックスとバームは似ていますが、成分的にはワックスはクリームに近い製品、バームはオイルに近い製品です。
ワックスはクリームと違いスタイリング剤として作られているため基本的に髪に使われます。
一方で、バームはスタイリング剤として髪に使われる他にエモリエント剤として手や体にも使われています。
エモリエント剤は油性成分が肌をコーティングすることで水分の蒸発を防ぐ効果があります。
スタイリング剤としてはワックスは髪をセットするのに適しており、バームは髪にウェット感を出すのに適していると考えられます。
バームの使い道
バームにはクレンジングバーム、リップバーム、ヘアバームなど様々な使い道があります。
クレンジングバーム
クレンジングバームはクレンジングオイルに近い製品です。
クレンジングバームは手のひらで溶かして軽くオイル状にして使います。
クレンジング料の洗浄力はオイル系>クリーム系>ミルク系、リキッド・ジェル系>ローション系です。
クレンジングバームはほぼ油性成分で出来ているため洗浄力が高いオイル系クレンジング料です。
リップバーム
リップバームの使い道として、リップクリームの代わりに使う、口紅のリップ下地として使う、リップグロスの代わりに使うなどが挙げられます。
リップバームの使い方は、手で温めて溶かし、唇の縦じわに沿って使うと効果的に使えると思います。
ヘアバーム
ヘアバームは成分的にヘアオイルに近い製品です。
ヘアオイルに比べて髪のセット力があるため、髪のボリュームを抑えつつ髪をセットしたい方に適しているのではないでしょうか。
また、ヘアバームはほぼ油性成分だけで出来ているため、皮膜形成剤や増粘剤などが配合されたワックスに比べて洗い流しやすいという特徴があり、髪のダメージを抑えつつ髪をセットしたい方にも適していると思います。
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