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ヘアミルクとヘアオイルの違いは?それぞれの特徴と効果的な使い方を解説!
- JHSS
- 2021/09/21
私たちの髪は、毎日紫外線や乾燥、刺激によって大きなダメージを受けています。
そのため、正しくヘアケアを行うことが大切です。そのような時こそ活用するアイテムに「ヘアミルク」や「ヘアオイル」があります。
このアイテムを使用することで、髪に潤いと栄養を与え、美髪を目指すことができます。今回は、これらにはどのような違いがあるか、また、それぞれの効果的な使い方を徹底解説していきます。
ヘアミルクとヘアオイルの効果の違い
髪に必要な栄養やたっぷりの潤いを与え、艶感のある髪を作り上げることができるヘアミルクとヘアオイルには、どのような成分が含まれているかご存知ですか?
また、使用することによる髪への効果の違いについて気になることでしょう。ここでは、それぞれの製品を使用する際の効果にはどのような違いがあるかを詳しくみていきます。
そもそも原料が違う
ヘアオイルとヘアミルクは、使用する原料に違いがあります。ヘアオイルは油分を原料としており、そこに天然植物由来成分を配合した植物性ヘアオイルと、しっとりとした質感で、手触りもとても滑らかに仕上がる鉱物性ヘアオイルの2種類があります。
植物性オイルには、オリーブオイルやアルガンオイル、その他ツバキ油など、豊富な高保湿オイル成分が配合されているため、髪に自然な潤いを与え、ダメージヘアを効果的にケアしていくことができます。
鉱物性ヘアオイルには、髪を美しく見せるだけではなく、髪に潤いや艶感を与えることができるコーティング成分が高配合されています。このように、ヘアオイルとヘアミルクは、それぞれ異なる原料を使用して作られているということが分かります。
ヘアミルクの髪への効果
髪が乾燥によってパサつきを感じる方、また、広がった髪でまとまりがきかない方、さらに、切れ毛や枝毛のケアを行いたい方には、柔らかいテクスチャーの製品が多数展開されている「ヘアミルク」がおすすめです。
ヘアミルクは油分よりも水分量が多いため、ベタつきのない使用感が人気を集めています。さらに、髪の芯まで必要な栄養素が浸透しやすく、1日中潤いを保った髪を持続させることができるでしょう。このように、髪のキューティクルを程良く守ってくれるなど、心地良い使用感のヘアミルクがおすすめです。
ヘアオイルの髪への効果
髪の芯までオイル成分を浸透させることができるヘアオイルは、艶やかな仕上がりを期待することができるアイテムです。まとまりが効かない髪質の方や、カラーリングやパーマを複数回行ったことでダメージを受けた髪の方は、ぜひヘアオイルを活用してみてください。
ヘアミルクと比較してもとろみのあるテクスチャーですが、ベタつきが少なく、髪に艶感と瑞々しい潤いを感じられることでしょう。日中の紫外線からも髪を守ってくれるおすすめの製品です。
使い心地にも違いがある
ヘアオイルとヘアミルクを使用する際は、両者には明らかな使い心地の違いがあることに気付くでしょう。ヘアオイルは、強い刺激からダメージを受けた髪を良い質感へ改善する効果の高い製品です。
これは、髪のキューティクルを保護し、艶と輝きを与えるだけではなく、サラサラの質感を生み出す髪へ改善することができるからです。また、ヘアオイルは髪の内側とキューティクルに作用するので、長時間しっとり感を保つことができるのも魅力的なポイントだと言えるでしょう。
一方、ヘアミルクはとてもサラリとしたテクスチャーで使用することができ、軽い使用感で髪にソフトに馴染んでいきます。そのため、乾燥してゴワつき感のある髪質の方には、柔らかくしなやかな仕上がりになるヘアミルクの使用がおすすめです。
ヘアミルクとヘアオイルの使い方の違い
ヘアミルクとヘアオイルにはそれぞれ特性があり、それらを活かすことで髪を美しく保つことができるということが分かりました。次は、これらの製品をそれぞれ使用する際の使い方にはどのような違いがあるか確認してみましょう。
使うタイミングの違い
日々の紫外線や乾燥、摩擦など、髪は大きなダメージを受けています。そのような強い刺激を受けた髪には、ヘアオイルの使用がおすすめです。ヘアオイルは髪に効果的に作用してくれるため、自身が活動するシチュエーションに合わせた使い方をしましょう。
そして、髪を自在にスタイリングしたい時は、ヘアミルクを活用してみてください。ヘアミルクはダメージヘアを落ち着かせ、必要な潤いをたっぷりと与えることができる上、髪に艶感を持たせる作用があります。
そのため、髪が細く柔らかい方や、乾燥が目立つ方、さらにカラーリングやパーマを頻繁に施すという方は、ぜひ効率良くヘアミルクを活用していきましょう。このように、ヘアオイルとヘアミルクはそもそも使用するタイミングも異なるという点を理解しておくことが大切です。
ヘアミルクのおすすめの使い方や注意点
正しくヘアミルクを使用することで、髪に必要な潤いや瑞々しい艶感が得られ、理想の髪へと導くことができます。そのためには、ヘアミルクを使用するタイミングにも気を付けましょう。きれいにシャンプーを行い、その後、タオルドライを行った髪に揉み込むように馴染ませていきます。
特に毛先のダメージが気になる方は入念なケアがおすすめです。さらに、髪全体にパサつきや広がりがある方は、しっとりと潤わせるためにも、髪に均等にヘアミルクを塗布し、使用してみてください。
髪の長さに対して必要以上に使用することは避け、ショートヘアの方は1プッシュ、ミディアムヘアの方は2プッシュ、セミロングやロングヘアの方は4プッシュを目安に使用しましょう。
ヘアオイルのおすすめの使い方や注意点
カラーやパーマなど、髪の乾燥やダメージ、広がりをきれいにまとめたいと思う方にはヘアオイルの使用がおすすめです。ヘアオイルは強いダメージ受けた部分に塗布し、しっかりと髪に揉み込んで使用していきます。
ここで注意したいのは、必ず自身の髪の長さに応じた量のヘアオイルを髪に馴染ませるということです。オイル成分を配合するため、適量を超えて使用することで、油分が目立ったテカテカな仕上がりになる可能性があります。
効果に違いがあるヘアミルクとヘアオイルを併用する方法
ヘアミルクとヘアオイルは、使用感や使うタイミング、効果にそれぞれ違いがあることを解説してきました。ここからは、これらを併用するための方法をご紹介します。どのような点に注意して併用するのが良いのか、効果的な方法をみていきましょう。
同時に使うと効果が減少する
「ヘアミルクを使った方が馴染みが良い気がするんだけど…」、「部分的にはヘアオイルを使用したい」など、両者を併用しても髪に悩まされることがあるでしょう。
実際、ヘアオイルを先に髪に塗布した後にヘアミルクを使用すると、油分で水分を跳ねのけてしまい、ヘアミルクが持つ栄養成分を髪の芯まで届けることが困難になってしまいます。そのため、同時に使用するなら、最初にヘアミルクを、その後にヘアオイルを使用するようにしましょう。
併用するなら時間を空ける
両者が配合する成分を効果的に髪へと作用するためにも、ヘアミルクとヘアオイルの両方を使用する場合は、必ず時間を空けてから髪に塗布し、馴染ませるようにしましょう。たとえば、最初にヘアミルクを髪に塗布したら、その後、3〜5分待ってからヘアオイルを髪に馴染ませます。
時間を置いて使用することで、配合される美容成分がしっかりと髪の芯へと浸透していくため、見た目にも艶感を持たせた美しい髪へと導くことができます。併用をする方は、必ず時間を置いて使用していきましょう。
ヘアミルクとヘアオイルを併用しないならどっちを使うべき?
ヘアミルクは、とてもサラリとしていてテクスチャーも瑞々しく、髪に馴染みやすいという特徴を持っています。ベタつき感がなく、とても使いやすい製品であると言えるでしょう。
ヘアオイルは、髪に高浸透させる栄養分を豊富に含んでいる上、トレンドのウエットヘアにも対応する他、くせ毛やダメージヘアの補修に最適です。髪の傷みがひどい方や、うねりがおさまらない髪の方こそ使用してみてください。
このようなことから、髪のダメージを徹底的にケアしたい方は「ヘアオイル」を、スタイリングや手軽にヘアケアを施したい方は「ヘアミルク」を活用してみてください。
ヘアミルクとヘアオイルの違いを理解して正しく使おう
「ヘアミルク」や「ヘアオイル」は、私たちの髪に必要な栄養や潤いを与えてくれるため、使用することで美髪を目指すことができます。この2つの違いやそれぞれの製品の効果的な使い方を徹底解説しました。
ヘアミルクもヘアオイルも、美髪を保ち続けるためにも必要なアイテムです。自身の髪をどのようにケアしていきたいかで各製品を使い分けると良いでしょう。この記事でご紹介したヘアミルクとヘアオイルの違いを正しく理解し、効果の高い使い方で美しい髪を目指していきましょう。
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