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ヘアブラシの選び方♪

  • JHSS
  • 2021/12/22

毎日のヘアケアに欠かせないアイテム、ヘアブラシ。ヘアブラシは髪の悩みや髪質に合わせて、種類や毛質などに注目すると、自分にぴったりの一品が見つかるでしょう。

絡まった髪をほどくならスケルトンブラシが向いています。素材にはナイロンや豚毛などがありますが、猪毛は油分が多く含んでおり細い髪の方でも静電気が起きにくいですよ。最近は濡れ髪専用のものも登場しているので、目的に合わせて検討してみるのもよいでしょう。

ヘアブラシはなぜ使う?

ヘアブラシは髪をとかすだけのアイテムではありません。ブラッシングすることで、「髪のキューティクルを整えて髪にツヤを出すこと」や、「頭皮へのマッサージ効果」が期待されています。健やかで綺麗な髪を実現するのに、役立つアイテムなのです。

「ロングやミディアムヘアの方が絡みやすい髪をほどく目的や、毛先をまとめる用途で使われることが多い印象です。

シャンプーのときに指ではなくブラシでとかすと、ピンが毛穴の部分にあたり、しっかり汚れが落ちるという効果も。

髪の毛を洗う前に、ブラシで汚れを落としておくと、皮脂などの洗い残しを予防し、髪の毛を清潔に保てますよ」

ヘアブラシの選び方

ヘアブラシは悩みや髪質に合わせて選ぶことが大切。これらを明確にした上で、種類・毛質に注目して選ぶとよいでしょう。

種類

ヘアブラシを大きく分けると「スケルトンブラシ」「ハーフブラシ」「クッションブラシ」「パドルブラシ」「ロールブラシ」の5種類。悩みに合わせて選びましょう。

■【スケルトンブラシ】絡まった髪をほどく・ふんわり仕上げる
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ブラシの目が粗いため、手ぐしの感覚で髪をとかせるのが特徴。ドライヤーで髪を乾かすときに使用します。コンパクトなので持ち運び用にもおすすめ。

「スケルトンブラシは髪をとかす性能に優れ、絡んだ髪もきれいにほどきます。

穴が空いているため、髪の毛にドライヤーの風を通しやすいのも特徴。ドライヤーでクセを伸ばしながら乾かす、パーマをふんわり仕上げる用途にも便利。

スタイリング剤を使うときに、形を整えやすいので男性にもおすすめ」

■【ハーフブラシ(デンマンブラシ)】毛先をまとめる・ボリュームを抑える
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ハーフブラシは、丸みがあって頭の形に沿ったブローができる形状。デンマン社のハーフブラシが有名なため「デンマンブラシ」と呼ばれることも。髪のボリュームを抑える、広がった髪をまっすぐにするなど幅広い用途に使えます。

「毛先をまとめるときに使うことが多いですね。ロング・ミディアム・ショートと幅広い髪の長さに対応してブローができます。

ショートをふんわりボリュームがあるように仕上げたり、クセを伸ばしたり。操作性がよいため美容師は愛用していますが、使いこなすには練習が必要」

■【クッション・パドルブラシ】頭皮ケア
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クッションブラシは、ブラシ部分の根元がやわらかいクッションで、少し盛り上がっている形状。同じような形状のパドルブラシは、ピンの間隔が広いのが特徴。どちらも頭皮の血行をよくする効果が期待されています。

「クッションブラシは、毛量が多い方や細くてひっかかりやすい方が、髪をとかす目的で使用することが多いです。

ブラシの毛が細いため、とかすときに痛くないことや、頭皮や髪へのダメージが少ないのがメリット。ただ、ピンが細いので、濡れた髪はとかしづらいです。

濡れた髪をとかすときは、ピンが大きいパドルブラシが便利。どちらも、シャンプー前に汚れを取り除く用途に向いています」

■【ロールブラシ】カール・ストレートのスタイリング
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360度にブラシがついているロールブラシ。ドライヤーで乾かしながら、カールやストレートなどのスタイリングをする用途に向いています。

「ストレート・カールに関わらず直径36~38くらいのものがコントロールしやすくておすすめ。

スタイリングするときに、ブラシを持ちながらドライヤーをかけると両手が塞がるデメリットも。片手で済ませたい方はくるくるドライヤーの使用も合わせて検討してみてください」

毛質

毛質を大きく分けると「ナイロン」「豚毛」「猪毛」「木」の4種類。髪質を考慮して選ぶとよいでしょう。

■【ナイロン】髪が硬い方向き
スケルトンブラシ・ハーフブラシに使われている素材で、安価。髪を乾かしながら使うことが主。ブローしながら髪をおさえられるので、広がりをおさえたい剛毛の方にもおすすめ。

「熱に強くドライヤーで変形しにくいのが特徴。静電気が起きやすいので細い髪の方より、硬い髪の方向き」

■【猪毛】細い髪の方向き
クッションブラシ・パドルブラシ・ロールブラシに使われている素材で、高価。硬くて弾力があるのが特徴。太くて硬い髪を、根元までしっかりブラッシングできます。

「油分を多めに含んだ毛質です。しっとりしているので、細い髪でも静電気がおきにくいのが魅力。硬いので使用時に痛いと感じることも」

■【豚毛】髪がやわらかい方向き
適度な油分を含んでおり、つや出しの効果も期待できます。猪毛と同じような用途で使われますが、素材の硬さに違いがあります。

「猪毛に比べるとやわらかめなので、髪の毛がやわらかい方に向いています。クッションブラシでとかすときも、頭皮を傷めにくいです」

■【木】毛量が多い方向き
木製ならではのやさしい質感が特徴。木製のなかでも「オリーブ」「竹」「メープル」などさまざまな素材に分かれます。硬くて丈夫なつくりで、毛量の多い方の頭皮もしっかりと刺激することが可能。

「木製はピンの先が丸く太くなっていて、頭皮マッサージなどスカルプケアに使われることが多いです。静電気を起こしにくいのも特徴」

デザインや好みでブラシを購入するよりも目的や用途に合わせてブラシ選びをしてみて下さい(^^)♪









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