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手荒れに尿素入りはNG!? ハンドクリームの正しい選び方
- JHSS
- 2022/01/11
乾燥が進むいまの時期、手や指のケアに欠かせないのがハンドクリームです。
手指のうるおいを守り、乾燥を防ぐ働きをしてくれますが、タイプによってその効能はことなります。
ハンドクリームのタイプは大きくわけて、保湿系、ビタミン、尿素の3つ。
手指の状態と合わないハンドクリームを使っていると、手荒れが悪化してしまうこともあるので注意が必要です。
■カサつきが気になるときには保湿系
乾燥して手の皮膚がつっぱったように感じたり、手の表面が粉っぽくなったり…
そんなときには、保湿系ハンドクリームがオススメです。
保湿系ハンドクリームとは、ヒアルロン酸やセラミド、グリセリン、シアバターなどの保湿成分が多く含まれているものをいいます。これらの保湿成分が肌の水分の蒸発を防ぎ、手や指をしっとりなめらかにしてくれます。
なかでもセラミドにはメラニンの合成をおさえてシミやシワを防ぐ働きがあるとか。
シアバターには美肌効果のあるビタミンAやB、Eが豊富に含まれています。
水に触れる機会が多い人などは、普段から保湿系クリームでケアをしておくとよいでしょう。
■ヒビやあかぎれにはビタミン系
冬になると起こりやすい、ぱっくりと痛いヒビやあかぎれ。このような手荒れには、ビタミンE・A・B・Cなどが配合された、ビタミン系ハンドクリームを使いましょう。クリームに含まれるビタミンが血行を促進し、肌のターンオーバーに働きかけてくれます。
ビタミン系ハンドクリームは軽いしもやけができてしまったときにもオススメです。クリームをぬるときには、手や指先をていねいにマッサージするようにしましょう。
手のひらで反対側の手の甲を包みこむようにクリームを塗ったら、指先をつまむように刺激したり、指と指の間を親指で押したりしてマッサージをします。血行がよりアップし、手や指だけでなく、冷えやくすみ改善も期待できそうです。
■かたくゴワゴワした手には尿素系
指先や手の甲がかたくゴワゴワしている場合には、尿素系クリームを。尿素には、肌の保水力を高めるほか、角化した角層を取りのぞいて皮膚をやわらかくし、肌のターンオーバーを促進させる働きがあります。
手や指、ガサつくかかとやヒジなどに使ってもよいでしょう。
■注意! 手荒れを悪化させるNG使用法
尿素は高い保湿力を持つ反面、手の状態によってはダメージを与えてしまうことも。
敏感肌の人や皮膚の薄い部分への使用は、肌のバリア機能を低下させてしまう可能性もあります。
手荒れしてしまったときに、「保湿に優れているから」と尿素系ハンドクリームをぬるのはNG。
傷の部分にハンドクリームが入るとしみるうえ、症状を悪化させてしまうおそれもあります。
尿素系クリームはゴワつきが気になる部分にのみ使い、肌がやわらかくなってきたら保湿系やビタミン系に切りかえるようにしましょう。
また、必要以上に肌に刺激を与えないために、尿素系ハンドクリームを塗るときにはマッサージは行わないようにしてください。
すべすべの美しい手をキープするには、ハンドクリームの選び方も大切。
香りやテクスチャーで選ぶのもよいけれど、しっかり効果を引きだすために、含まれている成分にも注目してみてくださいね。
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