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シーズンによって成長スピードが違う…髪が生える時期ってあるの?
- JHSS
- 2022/04/04
四季がはっきりしている日本では、季節の変わり目で体調の変化も起きやすくなります。
実は、季節は髪の毛の成長にも影響を与えています。
季節の変わり目と髪の毛のあいだには、どのような関連があるのでしょうか。
季節ごとの特徴を捉えたうえでケアができるよう、今回は季節とヘアコンディションの関係性について解説します。
ヘアコンディションの基本や髪が生えやすい時期、重点的に育毛ケアをしたい時期などについて、しっかり学んでいきましょう。
髪の生え変わりにはサイクルがある!
髪が生える時期について理解するには、ヘアコンディションの基本についての知識が必要です。
髪の毛には毛周期があり、これには3つのサイクルがあります。
髪が抜け落ちると約3カ月は毛根がおやすみ状態になり、この状態が休止期です。
休止期が終わると再び毛根から髪の毛が生え始め、成長を続けます。
2~6年ほど続くこの期間は、成長期です。
伸び続けた髪の毛はやがて成長を止めて、停滞します。
この時期が退行期で、約2週間続きます。
薄毛ではなくても抜け毛が気になるという人がいますが、健康な髪の毛なら抜け替わるのが正常です。
1日に抜ける髪の毛は約50~70本ですので、これ以上抜けなければあまり心配はありません。
髪の毛が伸びる長さは、1日平均で0.35~0.4mm、1カ月で0.5~1.5cm程です。
また、髪の毛の生え変わりには、男女差や年齢差があります。
健康な髪の毛は女性ホルモンが関係していますから、女性よりは男性のほうが薄毛に悩みやすいです。
髪の毛の寿命は2~6年が一般的です。
髪の成長スピードは20代前後が最も早く、年齢が高くなるほど髪の寿命は短くなります。
髪がぐんぐん成長するシーズンとは
髪の毛が生えるスピードは、気温が高いほど速くなります。
夏は気温が高く、新陳代謝が活発化しやすくなります。
スピードだけに着目すれば、髪がぐんぐん生えるのは夏ということになるでしょう。
ただし、夏は頭皮環境が悪化しやすい季節でもあります
気温35度を超える猛暑日が多く、冷房のない場所だとあっという間に汗だくになります。
もちろん、頭皮も汗をかきやすく、皮脂もたくさん分泌されるでしょう。
汗や皮脂が放置されたままの頭皮は雑菌が増加しやすく、薄毛の原因になりやすいので注意が必要です。
夏の育毛ケアは、清潔な頭皮環境の維持がカギと言えます。
帰宅をしたら、なるべく早めにシャワーを浴びて、汗や皮脂、スタイリング剤などをキレイに洗い流します。
雑菌は湿気のある状態を好むため、洗髪後はドライヤーで頭皮と髪の毛をしっかり乾かすようにしましょう。
春に成長しやすいからこそ…冬のケアが大切
春は、寒さが厳しい冬が終わり、夏に向けて気温が上昇していく季節です。
暑すぎず寒すぎず、髪の毛の成長には良い季節と言えるでしょう。
頭皮環境も安定しやすい春のあいだにしっかり成長してもらうには、冬場の育毛ケアが重要です。
冬場の毛髪・育毛ケアが春夏の頭皮環境と髪の毛の状態に影響を与えるといっても良いでしょう。
地域差はあるものの、日本の冬は気温が低く、空気も乾燥します。
冬の頭皮環境のケアで大切なのは、乾燥と血行不良対策です。
洗髪後、濡れた髪を放置しておくと、かえって頭皮や髪の毛の乾燥を招きます。
お風呂から出たら、必ずドライヤーで頭皮と髪の毛を乾かすようにしましょう。
頭皮用ローションは、乾燥が気になるときに使えます。
頭を洗ったあと、頭皮と髪の毛の水気をタオルで吸い取ってから塗布するのもおすすめです。
頭皮用ローションを揉み込んでからブローをすると、頭皮をドライヤーの熱と乾燥から守ってくれるでしょう。
血行不良を改善するなら、頭皮マッサージが効果的です。
ローションを揉み込みながら、気持ち良いと感じる強さでマッサージをしていきましょう。
冬場は髪の毛を傷める静電気も大敵です。
プラスチックのブラシは静電気が起こりやすいため、木製や豚毛のブラシで優しく梳かしましょう。
季節特有の育毛ケアは、小さな工夫の積み重ねが大切です。
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