Japan Hairset School

髪の分け目の位置は、顔の印象を決める重要な要素です。

しかし、いくら気に入った分け目の位置のヘアスタイルにしていても、髪のことを考えると時には分け目を変えることが大切です。

特に紫外線がきつい時期は意識して分け目を変えるようにしましょう。

分け目は頭皮に大きな負担を与えている

頭皮は髪にとって大切な土台です。

また、毛というものはそもそも、弱い部分、大切な部分に生えると言われています。

頭には守らなくてはならない脳が入っており、それを守る為に髪が生えています。

分け目をつけると、分け目がつけられた部分はいわばむき出しの状態です。

直射日光やアレルギーを引き起こすアレルゲンなどを避けることができない状態なのです。

また、一度分け目をつけると、髪に癖がついてしまうだけでなく、頭皮に直接あたる紫外線の影響は非常に大きく、分け目ハゲという言葉があるように、薄毛の原因になることもあります。

紫外線が頭皮に与える影響

紫外線は「頭皮の老化」に直結するのです。

これは、紫外線を直接浴びることによって、その光が頭皮の奥まで入り込み、それが繰り返されることで、頭皮のさらに奥の細胞が壊されていきます。

細胞が壊されるという状態は目には見えないので、すぐに目に見えて何か変化が出るという事がないだけに放置してしまう事が多いのです。

だんだんと破壊された細胞が死滅し、髪を作る毛母細胞が働かなくなり、抜け毛増えたり、髪が生えにくくなったりします。

分け目変えのポイント

しかし、一度ついた分け目を変えるのは、その分け目の位置でいた期間が長ければ長いほど大変です。
分け目変える際にはポイントがあります。

①ドライヤー時に分け目を消す

まずはついてしまっている分け目を消すことです。髪を乾かす時、前髪を全て前におろし、分け目がつかないように指で頭皮を軽くこすりながら生乾き程度に乾かします。

②新しい分け目をつける

新しい分け目をくしでつけ、分け目部分を覆うようにレンジでチンしたホットタオルをのせ、固定させるように少し型をつけます。

③ブロ-で根元から分け目を癖づける

ホットタオルをはずし、今度は根元から分け目が固定されるように、ヘアドライヤーを使いながらブロ-していきましょう。

どうしてもすぐには新しい分け目は定着してくれませんので、お昼間などはブロ-後ヘアスプレーなどで固定してやるといいでしょう。

定期的に髪の分け目を変えて、紫外線から頭皮を守りましょう。