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髪の傷みと色素の関係
- JHSS
- 2022.06.27
髪が傷むと色が抜けるって本当?
髪のダメージで困っていませんか?
髪が傷む原因は乾燥や紫外線、洗浄力が強すぎるシャンプー、ドライヤーの熱など様々です。
髪が痛むとどうなるの?
髪が傷むと、枝毛や切れ毛になったり、パサついてまとまりにくくなったりして厄介ですよね。
そして、もう一つ。
傷みが進むと髪の毛の色が抜け、変に茶色くなることがあります。
髪の毛の仕組み
人間の髪の毛を輪切りにしてみると、その断面は3層になっています。
一番外側はキューティクルと呼ばれ、うろこ状に張り付いて毛髪を守ってくれています。
その内側はコルテックス(毛皮質)で、これが全体の80 ~90%。
そして芯になる部分はメデュラ(毛髄質)といいます。これらは、全てタンパク質が主成分です。
髪の傷みとメラニン色素の関係
メラニン色素という名前を聞いたことがあるでしょう。
人間の髪や肌の色を決めている物質です。
このメラニン色素には、ユーメラニン(黒褐色系)とフェオメラニン(黄赤色系)の2種類あり、総量が多いと黒、逆に少ないと栗毛やブロンドになります。
そして、髪が傷むと、このメラニン色素を含む細胞の密度が低くなり、結果的に茶色っぽく変色してしまうのです。
髪の傷みは色素にどんな影響があるの?
では、具体的にどんな現象が起きるのでしょう。
キューティクルが膨れ上がったり剥がれてしまう
毛髪の傷みは当然、髪の表面、つまりキューティクルに最初に現れます。
キューティクルもタンパク質ですから、熱や紫外線、水分などには弱いのです。
通常、キューティクルは毛髪の表面に張り付くようにして内部をバリアしていますが、ダメージを受けると膨れ上がったり剥がれたりします。
毛髪本体にもダメージが広がる
そうなると、毛髪本体のコルテックスにも被害が及びます。
タンパク質や水分が、キューティクルの隙間から外に流れ出してしまうのです。
その結果、内部の細胞密度が低下、つまりスカスカの状態になってしまいます。
コルテックスがスカスカになるということは、そこに存在するメラニン色素も失われるということです。
色が抜けて、髪が茶色っぽくなる
結果として、髪の毛の色が抜け、茶色っぽくなってしまうんです。
また、メラニン色素を作るメラノサイトという細胞は、毛根にある毛母細胞と接しています。
当然、血流不足や紫外線、乾燥、合わないシャンプーなどで頭皮環境が悪化すると、メラノサイトも影響を受けることになります。
つまり、つやつやとした黒髪を維持するためには、毛髪と頭皮の健康を保つことが大事なのです。
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