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加齢より恐ろしい光老化が薄毛の原因に!紫外線を浴び続けた頭皮の影響とは
- JHSS
- 2022.08.27
抜け毛や薄毛の原因となる頭皮の老化。驚くことに、加齢は老化原因のわずか20%。
老化を進める原因の80%は、紫外線ダメージの蓄積による「光老化」だったのです。
加齢の数倍恐ろしい紫外線による光老化<とは
光老化は、加齢による自然老化とは別のもの。
本来は、紫外線に対する防御反応のひとつなのですが、長い月日をかけて紫外線ダメージが少しずつ蓄積されることにより、さまざまな老化現象が引き起こされるのです。
35歳前後から目立ち始める肌のシミ、シワなどは光老化の代表例。
これが頭皮に及ぶと、抜け毛や薄毛の進行を加速させると言われています。
というのも、光老化は加齢による自然老化に上乗せされていくのです。
紫外線を浴びた部分はより速く深刻な老化が進みます。
光老化が恐ろしいのは、ダメージがすぐには現れないため気づきにくく、いつの間にか抜け毛や薄毛が進行している点です。
この光老化に大きく影響しているのが、紫外線A波(UV-A)。
紫外線にはUV-A、UV-B、UV-Cの3種類がありますが、UV-Aはガラス窓も通過して皮膚の最下層である真皮まで到達します。
つまり、直接的な日差しに加えて、家の中にも一定量が降り注いでいるという目に見えない脅威なのです
頭皮の光老化が薄毛を加速させる
光老化が頭皮に及ぼす影響は深刻です。
UV-Aを浴び続けた頭皮では、大量発生した活性酸素が毛母細胞を攻撃。
髪を作り出す機能が衰え、抜け毛や薄毛、白髪の増加につながります。
また、紫外線はコラーゲンを分解するコラゲナーゼという酵素を活性化します。
すると、頭皮の弾力を保っているコラーゲンやエラスチンの弾性繊維が破壊され、頭皮がガチガチに。
昔より頭皮が硬くなってきたという方、それは光老化が進行しているシグナルです。
悪影響は他にも。
光老化によって頭皮の水分保持力が低下すると、バリア機能が崩れます。
すると、頭皮環境が大きく乱れ、過剰皮脂や毛穴詰まり、新陳代謝の悪化などを引き起こします。
これらが、抜け毛の増加につながることは紛れもない事実です。
これほどにダメージの大きい光老化。
顔の約2倍もの紫外線を浴びている頭皮ですが、日焼け止めを塗るわけにはいかず紫外線をカットする術は多くはありません。
頭皮の光老化を防ぐには、降り注ぐ紫外線の影響をいかに抑え込めるか、それが最も大切なポイントです。
光老化対策1 抗酸化成分をバランス良く補い活性酸素のダメージをブロック!
紫外線を浴びると発生する活性酸素。
ダメージを防ぐには、抗酸化成分を含む食材の摂取がおすすめです。
抗酸化成分はそれぞれに効能や働きに違いがあるため、ビタミンCやビタミンE、ポリフェノール、βカロテンなど、できるだけ多くの種類をバランス良く摂り、チーム力を発揮させることがポイントです。
光老化対策2 水分を蓄え保湿力を向上スカルプうるおいケア!
夏の頭皮は汗でベタつきやすく、乾燥を見逃しがち。
しかし、紫外線の影響で光老化が進んだ頭皮は、保湿力が想像以上に低下しています。
これ以上の老化トラブルを食い止めるには、育毛剤でたっぷりとうるおいを補給し、バリア機能を整えることが大切。
うるおいのある頭皮は紫外線ダメージに強く、回復力にも優れます。
光老化対策3 夏の生活スタイルを見直し紫外線を浴びすぎない工夫を!
適度な太陽光は健康維持に必要ですが、浴びすぎは逆効果。
光老化は浴びすぎた紫外線ダメージが積み重なり、引き起こされるのです。
夏は紫外線放射量の少ない午前中や夕方の時間帯を選んで外出するようにしましょう。
それだけでも浴びる紫外線量を格段にカットでき、ダメージの軽減につながりますよ。
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