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カラーリングが一番多いのは実は欧米人!?

  • JHSS
  • 2022.10.03

アジア人は黒髪の印象が強く、欧米人は金髪のイメージがある人は多いと思います。

欧米人らしさを出すためにあえて金髪に染めたり、ハリウッド女優でも金髪だと思っていたけれど地毛の色は黒だったという方もおり、ファッション誌や女性誌で特集が組まれるほど白熱するテーマでもあります。

今回は日本人と欧米人の髪の違いについてご紹介します。


日本人と欧米人の髪質、色の違いについて

髪質の違い

【髪の太さの平均値】
・日本人:60~80ミクロン(0.07~0.1mmほど)
・欧米人:40~60ミクロン

【キューティクルの違い】
・キューティクルの枚数:日本人は欧米人より8%上回る
・キューティクル1枚の厚さ:日本人は欧米人より5%上回る

これだけ見れば日本人の髪質は丈夫そうな印象を受けますが、日本人のキューティクルの傾斜角度が欧米人のキューティクルに比べて大きいため外部刺激を受けやすく、負荷には弱いのです。

こういった点からしても、カラーリングにより日本人の髪が欧米人と同じカラーや質感にならない理由が窺えます。

色の違い

日本人の地毛の色は黒や濃茶がメインです。

一方、欧米人の地毛の色でも黒色と栗色は高確率で発生する髪色で、茶色の髪色に至っては赤い色味が入ることが多いようです。

欧米人の髪色は、メラニンにより発色状態が分かれるようで、瞳にも様々なトーンの色合いがあるように、同じ色合いの髪であってもトーンが複数に分かれ、そういった意味で日本人の髪色よりもバリエーションが多いと言えます。

カラーリングが一番多いのは実は欧米人!?

欧米人の髪色は日本人が黒髪を染めるのと同じように、つくられた髪色であることが多いのです。

海外の子どもたちにおいては、金髪の場合も見られますが、大人になってからも地毛が完璧な金色や白金色である人はごく稀で、女優やアーティストたちにとっては地毛が金髪ということが重要なチャーミングポイントになるほどだそうです。

そのため、実は地毛が黒髪の外国人の方は多いのです。

髪色を崇められる人たちの真似をしたいと思う心理はところ変わっても同じようで、小説『にんじん』で有名なように、赤みがかった髪色を気にして直したり、同じブラウンでも落ち着いた流行色に染色する欧米人はたくさんいます。

人口の差もありますが、カラーリングが一番多いのは欧米人を始めとした海外であるといえます。

日常的にカラーをする人もしない人もいると思いますが、自分に似合った髪色を知って綺麗なカラーリングを目指してみませんか。

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